こんにちは、ソーイチローです。
5月はIPO閑散期ということで、海外FXを小ロットでちょこちょこいじるくらいしか投資活動ができていません。皆様は如何お過ごしでしょうか?
しばらくの間、忘備録と嫁への啓蒙を兼ねて、IPOの各証券会社における僕の経験と注意点についてつらつらと書いていきたいなと思っています。
何番煎じか分かりませんが、お付き合いください。なお、このシリーズは今後のルール変更や当方の当選実績追加に伴い、改版していきます。
今回は東海東京証券です。
いきなりマイナーどこですが、僕にとっては初めて10万OVERの利益を叩き出した思い出深い証券会社なのです。
東海東京証券について
他金融機関グループに属していない「独立系」の証券会社です。
規模的には中堅となります。野村證券や大和証券などと比べると一般知名度には劣ります。その分口座開設者は少なくなりますので、いわゆる穴場的な扱いを受けています。
とはいうものの、昨今のIPO人気化に伴い、競争は熾烈化の一途を辿っています。
名前の通り、東海地方の企業に強い印象です。愛知や岐阜、静岡の企業がIPOする場合は、高確率で主幹事または幹事団を務めています。
口座管理料として年間3.240円(税込)が掛かるとの触れ込みですが、こちらは「取引報告書等電子交付サービス」を利用しているなら無料になります。
今の時代、取引報告書は電子交付を活用されている方が殆どだと思いますので、これに関しては心配無用ですね。
東海東京証券 IPOルール
抽選への配分量
東海東京証券へ配分された全体の10%です。
例えば、東海東京証券への配分が10,000株=100枚だった場合、抽選に回されるのは1,000株=10枚となります。
ちなみに残りの9,000株=900枚は、東海東京証券のお得意様などに抽選を介さず配分されることになります。
抽選方法
1口座当たり1票の完全平等抽選です。ネットからの申込みで完結します。
ブックビル期間に申し込みをしましょう。ただし、罠があるので要注意、後述します。
ちなみにステージ優遇制も設けられていますが、ステージC(一般客の一つ上のステージ)ですら残高が500万円以上とか、支払手数料が10万円以上など、あまり現実的な数字ではありません。通常の取引においては、手数料の低い証券会社を用いた方が圧倒的にお得ですからね。余り関係ない話と割り切って問題ないでしょう。
資金拘束
抽選時に発生します。抽選日前日には買付余力を口座に入れておきましょう。
なお、ここに大きな罠があります!後述します。
別銘柄への同一資金による重複申し込み
抽選時までは資金拘束が発生しないため可能ですが、資金拘束とも関連した罠があります。後述します。
落選時の資金拘束解除
抽選日の翌日に手続き可能で、実際の払い戻しはさらにその翌日~翌々日です。
つまり、落選発表の最短2日後にならないと銀行口座にお金が戻りません。
これは地味にIPOラッシュ時には鬱陶しい。
辞退ペナルティー
当選時/補欠当選時の購入申し込み辞退ペナルティーはありません。
東海東京証券 IPO申込時の注意点
上述した罠について、詳しく書きたいと思います。
IPO申し込み時の申込数量は必ず100株で統一すること!
余程の規模でない限り、複数枚配分はなされませんので、100株で統一しましょう。
そして更に、ここからは僕のやらかした話なのですが、以前何を血迷ったか、BB申込みを200株にし、資金を100株分のみしか入れていない時がありました。
SBI証券ですと100株分の抽選をしてくれるのですが、東海東京証券の場合、抽選対象外扱いとなってしまいます!
主幹事銘柄だったため、結構ショックでした。。。皆さんもお気をつけあれ。
抽選日が複数銘柄で重複する場合は、全銘柄分の購入資金を入れておく
基本的に上述の通り、東海東京証券は重複BB可能なのですが、複数銘柄で抽選日が重複する場合は要注意です。
最近の例ですと、2019年4月の7064:ハウテレビジョン(公募価格1,210円)と7676:グッドスピード(公募価格1,400円)です。両銘柄とも4月16日の抽選でした。
この場合、重複申し込みOKだからと、高い方のグッドスピードの資金:14万円のみを投入していると、どちらか片方の抽選しか受けることができないのです。
どちらも抽選を受けるには、ハウテレビジョウンの12.1万円+グッドスピードの14万円=計26.1万円の資金投入が必要です!
これは結構ミスが多いかと思われますので、気を付けてください。
管理人当選実績
2017年にSYSホールディングスが当選し、初値売りで29.7万円(税金・手数料考慮せず)の利益を頂きました。
また、日本郵政/ゆうちょ銀行も当選しています。あとソフトバンク。
その他、年1~2くらいで補欠当選には引っかかるのですが、最近は中々当選に恵まれていないので、そろそろ頂きたいところです。
最後に
主幹事も年に複数回務めており、また当選もそれなりに期待できることから、IPOをやるのであれば口座開設は必須と言えましょう。
口座を開設するだけであれば書類提出の手番や身分証明証のコピー代こそ掛かりますが、さしたる出費・手間ではありませんので、これを機に皆さんもIPOを始めてみませんか。
東海東京証券の口座開設はこちらからできます。
それでは以上です。お読みくださりありがとうございました。
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