こんにちは、ソーイチローです。
今でこそミサトちゃんは産休に入っていますが、19年3月頭まではフルタイムでバリバリ働いていました。残業で僕より帰りが遅いこともしばしば…。
こういう時、夫婦の溝の原因になりがちなのが家事の分担です。
我が家の場合、およそ以下のような割り振りです。
- トイレ掃除、玄関掃除、階段掃除、各種メンテ→僕
- 料理、買い出し、洗濯物たたみ→嫁
- 洗濯、風呂掃除→気付いた方がやる
- フロア掃除、洗濯乾燥、食器洗い乾燥→自動化
今の時代、多少の投資で自動化できるのであれば、積極的に推進すべきだと思います。日々の負担が軽ければ、多少の家事であれば「あ、じゃあ俺がついでにやっとくか」という気持ちになります。
今回は我が家の家事のオート化に多大な貢献をしており、昨年度のベストバイ最有力候補の一つであるルンバ960の紹介記事です。
我が家のルンバ、クロマル君(960)です。
時間を金で買うという考え方
固めの話なので、さっと読み流して頂ければ。
僕は製造業で働く人間ですので、自分自身が何か行動を起こす時に
工数
という考え方を取り入れ、費用対効果を考えるようにしています。
この考え方は、行動に無駄のない暮らしを生み出してくれるので、製造業以外の方にもお勧めします。
工数とは?(僕の勤め先の場合)
1ヶ月の労働を1人月という単位で定める。
1人月=100万円の価値、と僕の会社では定めています。
所定労働時間は8時間、月の勤務日は20日のため、以下の計算が成立します。
1人月=20人日=160人時=100万円
ここから計算しますと、
・1人日=5万円
・1人時=6,250円
つまり、一人が1時間働くと、6,250円のコストが発生します。
企業活動と通常の生活を同一視することに疑問を感じられる方もいらっしゃるでしょうが、割り切って上記の考え方を日常生活に応用すると、視野が広がります。
ダラダラと何をするでもなく4時間も寝っ転がってた→2.5万円の機会損失!!
…まあ極端な言い方ではありますが、多少なりともタイムマネジメントの意識が変わってきます。
ただ、日々の疲れを癒やすために、無為な時間を設けることも必要だと考えています。
話がそれましたが、僕には根底にそういう考え方があるので、家のことも自動化できることは積極的に自動化しています。
ルンバ960に工数の考え方を適用
19年4月現在、公式サイトの定価が75,470円です。

つまり、およそ12時間働いてくれれば、工数的には元が取れる計算です。
…導入しない理由がなくないですか?
我が家の場合、1Fフロアの掃除が毎回30分程度ですので、24日で工数的には元を取った計算になります。
後はタダ働きです…!(パーツ交換などランニングコストは無視)
もうホント、我が家の働き者には頭が下がります。
実際の使用感
良かったこと
引っ越して以来、掃除機を掛けたことがない
一応、独身時代のスティック型掃除機もまだ持っているのですが、新居に越してきて以来使ったことがありません。
週に1回、溜まったゴミを廃棄しますが、「どこにこんなにホコリが溜まっとったんや…」と毎回ドン引きしています。
参考画像。一応、閲覧注意。
お手入れ簡単
通常は週1回程度、上記のゴミパックを捨てるだけです。
上の画像で、パカっと空いているところですね。
あとは年1回くらい、消耗品(ブラシなど)を変えればOK。
特に汚れが手につくこともなく、簡単です。
また、何かあれば(お手入れ必要や、掃除中にコード等を巻き込んだなど)アプリでお知らせしてくれます。(ルンバ本体をWi-Fiに接続する必要あり)
日々の掃除の成果が見える化される
アプリと連動させることで、毎日の掃除がマッピング化されてレポートされます。
今日もよく働いているな~と嬉しい気分になります。
掃除が終わると勝手に充電スペースに帰ってくる
段差完治センサーで玄関から落ちません。安心して起動させることができます。
タイマーセットで不在中に掃除してくれる
ルンバ本体でも設定できますが、僕はアプリを使っています。
起動音がうるさいなどのレビューもありますが、仕事に行っている間にセットしておけば関係ありません。帰宅するとホコリのない床というのは大変気分が良いです。
バーチャルウォールで掃除してほしくない箇所を回避できる
我が家では使っていない機能ですが、ペットの餌などを置いている家庭では重宝する機能だと思います。
住人の意識変化
何気にこれが一番のメリットかも。
ルンバの邪魔にならないよう、床に服を脱ぎっぱなしにしたり、物を置きっぱなしにすることがなくなりました。
いつお客さんが来ても、特に問題ない家になっています!
改善希望点
ふち、特にコーナー部分に弱い
ルンバの弱点として昔から言われていることですが、部屋のコーナー部分にどうしても取り切れないホコリが発生してしまいます。
ここは人力でカバーするしかありません。
週末の階段掃除のついでに、僕がクイックルでササッと終わらせています。
ルンバステーション(充電器)にホコリが溜まる
これに関してはやむなしな気もしますけどね…。ルンバは電源OFFにしながら帰還するわけですし。
気付いた時にササッと払っています。
一般家庭ではルンバ960が実質最上位機種
最上位機種にルンバ980というのがありますが、一般家庭では明らかにオーバースペックです。
まず、カーペットブースト機能。これは土足文化のアメリカの床(カーペット)を掃除する前提の機能なので、日本の家庭では仮にカーペットを敷いていたとしても不要でしょう。
次に、バッテリーの持ちと掃除可能面積ですが、ご自宅のフロアが185㎡(112畳)近いという方は、980を選びましょう。
我が家はごく一般的な建売(4LDK)です。このレベルであれば、960で必要十分です。
ワンルームの場合は、廉価版の6xxシリーズで十分でしょう。
8xxシリーズとの差は、雑な言い方ですがカメラの有る無しだと思います。
僕はどう考えてもあったほうが効率的に掃除してくれると思ったので、960を選びました。
家事負担の削減は心にゆとりを生み出す
一見すると決して安い出費ではないロボット掃除機ですが、間違いなくお値段以上の価値創造をしてくれるガジェットだと考えています。
何より、日々の負担の削減は住民に心のゆとりを生み出し、家庭円満や空き時間の有効活用に繋がります。
新生活で新居に移られる方も多いこの時期、ロボット掃除機を自宅に導入してみませんか?きっと、思った以上のメリットがありますよ。
記事をお読みくださり、ありがとうございました。
ちなみにルンバの購入は、公式サイト(定期的にキャンペーンあり)かAmazon(ディスカウント価格での提供)が良いと思います。スーパーセールで他商品もまとめ買いするなら楽天も選択肢。家電量販店は若干割高です。
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