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【複写機業界の憂鬱②】成功したビジネスモデルは過去の話…

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仕事
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こんにちは、ソーイチローです。

今日はまず、複写機のビジネスモデルをご説明します。

コレ自体、ご存知の方も多いと思いますが、大変完成されたビジネスモデル。2000年代後半…もっと言えば、リーマンショック前まではこれでうまくいっていたんです。

そしてそれから10年以上経った今もなお、各社ともに当時の成功の幻影に縛られているのです。

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まずは複写機のビジネスモデルをご説明

まず大前提として、複写機というのは本体を販売した時の利益はもはやないようなものなのです。各社とも値下げ合戦という名の消耗戦に突入しており、利益を限界まで削ってでも限られたパイを奪い合っています。

そして、ぶっちゃけ各社ともその機能に差異はありません!好きな会社のものを使えばいいんです。

話がそれましたが、各社ともに複写機事業は大別して以下2つのビジネスモデルによって支えられています。

(1)リースによる長期に渡る定期収入
(2)用紙やトナー等の消耗品や保守サービスによる収入

(1)について。特にリコーは東証一部に「リコーリース」というリース会社が上場しています。他社も上場まではしていないですが、リース会社があります。

しかし、もはや自社の製品だけでは食っていけないので、それはもう多種多様に渡る製品(自社製品に限らず)をリースしています。

(2)について。メイン収入ですね。しかし、消耗品もサードパーティー(海外では海賊版もあり)の出現で、実は結構厳しい状況。

そして巷ではペーパーレスが叫ばれ、ただでさえ限られたパイは小さくなる一方。

業界としては、緩やかな衰退のフェーズです。

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過去の成功の幻影を拭いきれない

リーマンショックまでは、複写機というのはドル箱事業でした。

技術的にも高度なものが求められ、更に主要なパテントは国内勢で押さえてしまっており、海外勢の可能性も極めて低い。

そして高利益率。各社ともイケイケドンドンでした。当時の昔話は入社以降、嫌になるほど聞かされてきたものです。

しかし今となっては、当時は高利益率ゆえにカバーができていた人件費をはじめとした、高コスト体質を維持してしまっているがゆえに、新規事業へのチャレンジよりも、現業を守る戦略に偏ってしまっています。

リコー、ゼロックスは論ずるに及ばず…(ゼロックスの親会社の富士フィルムは素晴らしかったですが)東芝メディカルを買収したキヤノンはまだ擁護できますが、それも結局自社で新規事業を創出したわけでなく、東芝のやらかしに乗じた買収ですからね。

あと、この業界の全ての企業に言えますが、”モノからコトへ”と威勢よく言ってはいるものの、完全に遅きに失していますし、手遅れです。

次回はこの辺りを掘り下げてみます。

それでは以上です。ありがとうございました。

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